近況 [ジャンクカメラ]
その間、写真を撮っていなかったかというとむしろ逆で、ハードオフに通ってはジャンク箱の中からコンパクトカメラを漁っては撮るというジャンクカメラな生活を過ごしておりました。
おかげでコンパクトカメラばかりどんどん増えております。
要修理のも何台かありまして、それはいずれニコイチにするとか……まあ、時間が取れるようになったら考えようかと思ったり。
これもジャンク箱から105円で保護してきたMINOLTA AF-Sで撮影。
35/2.8で三群四枚のテッサー構成。
思ったよりも良いあがりでした。
撮影三昧 [FILM WORK]
かつてそこに暮らしがあった [YASHICA Lynx14]
昔、私が生まれたときに親父が質屋から買ってきたカメラがYASHICA Lynx14でした。
親父はもちろん、私自身カメラには詳しくなかったので、そのカメラが輸出仕様で国内では稀なものだと知ったのはつい最近です。
当時東京に住んでいた親父は、米軍基地の近くにある質屋でそのカメラを買ったそうです。
色々調べてみると、当時米兵が輸出仕様のカメラを質屋に入れて結構な額の金を借りていたのだとか。何しろ1ドル350円の固定相場でしたからね。
私が小学校4年生の遠足で、初めて親父の監視下を離れて使った、生まれて初めてファインダーを覗きシャッターを切り、写真を撮ったカメラです。
当時はもちろん知識も技術もなく、ただフィルムを詰め替えることとピントを合わせること、そしてフィルムの箱に書いてある露出表にあわせて絞りを変えるくらいでした。
だから晴天の時は1/250 f8に合わせたきり、室内だろうが何だろうがその露出値で撮ってました。
当然絞りによる被写界深度だとか、それによって得られる表現など知るよしもなく。
しかも重さも相まって撮った写真はピンぼけ、手ぶれ、アンダーの連発でした。
残念なことに親父のLynx14は火災で燃えてしまいましたが、先日ひょんなことからこのカメラを借りることができ、撮影する暁光に恵まれました。
知識と技術をほんのちょっとばかり身につけた今、もう使うことができないそのカメラで、どうしてもきちんと撮ってみたかった私にとって、それは夢のような出来事でした。
通りがかった廃屋にて。
お久しぶりです [PENTAX KM]
PCが死んでいたのでしばらく更新できずにおりました。
またぼちぼちやっていきます。
SuperAで撮ってみたよ(・∀・) [PENTAX SuperA]
最近すっかり馴染みになった中古カメラ屋さんに仕事帰りに寄って物色してたら奧の棚にSuperAを発見。
この世代のカメラは使ったことないんですよ、実は。
ただ値札がついてません。
店主は不在で奥方が店番をしてらしたのですが、「写るかどうかわからないので良かったら試写してみてください」とレンタルを申し出てくれました。
おまけにフィルムまで戴いたりなんかして。
というわけで、早速試写……しようと思ったんですがなんですか? このボタンは(∥ ̄▽ ̄)
えーとどこをどうすりゃどうなるんだ?
としばらくあちこち弄り回し、ようやくプログラムAEとマニュアルの使い方を「推測」しました(∥ ̄▽ ̄)
ていうかAレンズないのでマニュアルだけどね。
絞りを決めて測光するとシャッター速度がファインダー下部左の窓に表示され、プログラムAEだと絞り値が表示されるであろう右側の窓に+-の数字が出るんです。
シャッター速度ボタンや絞り環を調整して、それが±0になったら写し頃♪
というわけであらためて試写♪
デジタル一眼レフ [*istDL2]
*istDL2を中古で買いました。
デジタル使いになる気はさらさらなく、フラッシュメーター代わり・ポラロイド代わり、んでもって、銀塩で撮影中フィルムが切れたときの予備・中古レンズを買うときの試写用として。
で、未だにマニュアル機能しか使ってません。
だってマニュアルレンズしか持ってないから……。
Aレンズでも買いましょうかね……。
それはともかく、確かにデジカメは便利です。
私にとってはただそれだけですが。
最近よく聞く言葉ですが、「デジカメは失敗できるから上達する」
これってどうよ? と思うわけですが。
もちろん撮影したデータを全て保存しているなら、露出とシャッター速度、その他様々な設定のミスを体感できると思いますが、ほとんどの人は「あ、失敗しちゃった、消しちゃえ」じゃないかな、と。
消しちゃったら、なんで失敗したのかの反省ができないわけで。
否応なしに失敗という現実を突きつけられる銀塩とはそこが違うんですよね。
失敗にコストがかかるわけじゃないから緊張感も薄れるでしょうし。
いや偉そうに言えるほど腕ありませんけどね。
ランニングコストの話もよく聞きますよね。
確かにフィルム代、現像代、プリント代が撮影の度にかかる銀塩はランニングコストがかかるでしょう。
ポジや中判、大判になったらなおさらです。
しかしイニシャルコストを考えてみると?
銀塩カメラのきちんとしたボディを持ったものは当たり前のように10年使えます。
手入れ次第では20年、30年、それ以上の年月が過ぎても撮り手の意図を反映した写真を撮ることができます。
現に私のMEはすでに25年経ってますし、中古で買ったりしたSPやSV等に至っては30年以上。
デジタル一眼レフがそれほど保つとはとても思えません。
例えそれが100万円近くする超高級機であったとしても、10年も使えれば御の字でしょう。
つまりボディを定期的に買い換えなければならないわけで、ランニングコストとまではいきませんが銀塩カメラが減価償却品だとしたらデジカメは消耗品でしょう。
さらに周辺機器だってバカにならないわけで。
パソコンはもちろんのこと、モニターやモニターの色を調整するキャリブレーター、RAW現像をするなら当然ソフトが必要になってきますしデータストックのためのストレージも必要です。
そしてそのどれもが永年使えるかというと、一定の年月が過ぎれば買い換えやバージョンアップを余儀なくされるのです。
ハードディスクの耐用年数は保って概ね5年前後。仕事にパソコンを使う場合は少なくとも3年ごとにデータをバックアップしなければ怖いです。
モニターも経年劣化で色褪せが起こりますし、ソフトウェアのバージョンアップも有償だったりします。
そういったもろもろのトータルプライスで見た場合、デジタルのアドバンテージに?マークがついてしまうと思うんですよね。
なによりデジタルカメラの嫌なところって、どんな高性能のカメラを買ったとしても数年経てば陳腐化してしまうところ。
パソコンと同じですね。
私が始めた頃なんてハードディスク512MBでもかなり高性能マシンでした。
今やギガどころかテラバイトの世界ですよ。
そしてデジタルカメラの写りは性能に比例し、性能は値段に比例するという恐ろしい罠。
銀塩の頃であれば、例えば相手がLXだったとしても、同じレンズ、同じフィルム、同じ露出で撮影すればMEみたいな初級機でも同等の写真を撮れたわけです。(LXをお使いのセミプロフェッショナルを自認されるハイアマチュアの方には申し訳ないですが)
無論1/2000が使えない等のビハインドはありますし、測光方式が違ったりとか細かい差違はありますが。
ですがデジタル一眼レフでは、安い入門機の画質はどうあがいても超高級機には敵わないんです。
そうして何年かおきに繰り返される性能の進化の度に高級機は初級機並みの性能に落とされ、また新たな高級機を買い続けていかなくてはならないという……メーカーは喜びますけどね。
でもデジカメは便利。それは間違いようのない事実です。
画質については私よりも余程腕も目も肥えた方々が色々といってますから割愛します。
ていうか批評できるほどのレベルじゃないし。
たまや~(それよりもビールおかわり!) [PENTAX ME]
仕事関係のパーティー(?)で伊豆へ行きました。
でもってメインの花火ですが、花火が始まるまでにすでに飲み会モードになってまして、缶ビール5~6本ほど空けてまして……。
もう画角とかズームとか合わせて撮るのがめんどくさいので設置したまま、レリーズ使ってバルブで黒い紙で時々レンズの先を覆って多重露出して……というのをまたさらにビール飲み飲み酔いよいしつつ……。
この次は花火が始まるまで酒は自重します(´・ω・`)
PENTAX ME TAMRON 80-200 F2.8 (30A) F8 B DNP CENTURIA100
今日の夕焼け [PENTAX ME]
仕事帰りに空を見上げたらいい感じだったんで撮ってみました。
関東地方は梅雨明けです。
PENTAX ME SMC M 1:1.2/50 f8 1/60 -1 DNP CENTURIA100
NATURA風味 [PENTAX ESPIO 24EW]
NATURAのNPシステムに興味を持ったので、ESPIOでもできないものかと思ってトライしてみました。
NATURAの公式サイトに、「自動的に+2EVに露出補正している」というネタ晴らしがあったので、露出補正のできるESPIO24EWならできるかもしれないと思ったんです。
フィルムはVenus800。
実際にはもっと暗くなっていたんですが、NATURA風に撮れたかな?
こちらは普通にスローシンクロで。
ただいずれも三脚なしではどうもならないので、手持ちで撮れる(んだよね?)NATURAには及ばないかと……。
ていうか、NATURAに較べてESPIOの開放F値が暗すぎるという決定的な差が_| ̄|○